2020年1月8日
七草粥のありがたみ
こんにちは!
エミシア訪問看護ステーションです。
昨日は1月7日、七草粥の日でしたね。
みなさんのご家庭では食べられましたでしょうか?
七草粥はもともと中国から伝来したものらしく、
新年が明けて1~6日までは、
その日に対応した動物は食べずにいよう、
7日は7種類の野菜を食べようという慣習があったことが、
七草粥のもとになっていると教わったことがあります。
七草粥に入れるのは、春の七草。
短歌で覚えられた方も多いのではないでしょうか?
「せり、なずな、
ごぎょう、はこべら(はこべ)、
ほとけのざ、
すずな、すずしろ
これぞななくさ」
という短歌をNHKの教育テレビの
「日本語であそぼ」でたくさん聞いたおぼえがあります・・・
さて、七草粥が伝統として続いているのはなぜかご存知でしょうか。
ただのおまじないではないのです。
お正月のお節料理をはじめとする豪華なお食事、
乱れた生活で胃が疲れてしまった人向けの料理なんです。実は。
かくいう私も胃を酷使してしまった方の人でして、
今年は野菜がほとんど摂れなかったことが災いして、
食欲不振やだるさを感じていたのです。
昨日の七草粥で分かりました。
「これは、不摂生をした人を休めてくれる料理だ。」
小さい頃は七草粥どころかお粥自体嫌いでしたし、
若い頃は七草粥を好むことはありませんでした。
身に染みることを感じた今は、
少し大人になってしまった気分です。
ただ、お粥の胃への負担の少なさや、
春の七草の回復効果の高さというのは、
やはり折り紙付きで、
心なしか今日は体調が戻った感覚です。
これで今日からもお仕事を頑張れそうです!