2020年2月6日
病院では出来ないこと
こんにちは!
エミシア訪問看護ステーションです。
訪問看護には、一人で対応することに対しての不安があります。
でも一人で幅広く対応するからこそ、
病院では味わうことの出来ない面白さや、
スキルアップにつながる部分があるんです。
訪問看護の仕事内容は、
リハビリや身の回りのお世話
(排泄補助、入浴、経口摂取支援など)から、
医療的ケア(状態観察と処置、点滴管理、痰の吸引、
膀胱留置カテーテルの管理など)も含まれます。
病院勤務の看護師さんとは仕事の幅広さが違いますよね。
知識が必要になってくるので勉強もしなければいけませんが、
その分看護師としての技術力も向上しますし、
病院勤務では経験できないことです。
たとえば病院では医療機器が充実していますが、
訪問看護の現場は利用者さんのお宅のため、
もちろん医療機器はありません。
通常時はそれでも良いのですが、
緊急時には応急処置ができるよう、
利用者さんのお宅の物で何か使えるものはないか、
常日頃から考えておく必要があります。
こんなこと、病院では普通考えませんよね(笑)
また、縛られない中で自分のケアができるのが、
訪問看護の面白さの一つでもあります。
自分の発想で仕事ができるため、
利用者さんと向き合うなかで、
もっとこうしたら利用者さんが生活しやすくなると感じれば、
それを実際のケアに活かしていくことができます。
それとは違い、病院では自由な発想で仕事ができません。
決まりきったルールの中で患者さんのケアをしていきます。
病院は多くの患者さんを看るため、
一つのルールを変えるのも大変。
もっとこうしたらいいのに・・・
と思うことも多々ありますが、
それを実際のケアに活かすことは、ほとんど出来ません。
それもあり、病院ではどうしても業務的になりやすいのですね。
エミシアでは利用者さんの生活をよりよくするために、
日々、考えながら仕事をしています。
そうすることで毎日違う発見があったり、
自分の成長を実感できたりします。
そんなときに、訪問看護の仕事は
やっぱり面白いなと感じます^^