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2019年11月21日

生き切った、やり切った

こんにちは!

エミシア訪問看護ステーションです。

名古屋の方ではG20という

諸外国の外務大臣が集まるサミットがあるそうで、

交通規制がかかるだのかからないだの、

テレビやラジオで流れてきますね。

豊橋ではあまり関係ありませんが、

愛知県に各国のお偉いさん方が集まるのは、

少しだけ誇らしかったり(笑)

さて、今回もある利用者さんのエピソードを

ご紹介いたします。

その利用者さんは末期の胃癌で、

大病院で入院治療を続けていらしたのですが、

最期はご自宅で迎えられました。

というのも、

「家で一緒に過ごせるほうがいいよね」と奥様のご提案。

ご本人も「やっぱり家がいい」と。

ご夫婦ともに、家に帰ることを強く希望されて、

訪問看護開始となりかわらせて頂くことになったのです。

お互いを大切に思いやり、

感謝し合い、

ご自宅で一緒に過ごされる時間を

とても大切にされ、

奥様がご利用者さんの不安に寄り添っていた姿に

とても感動しました。

最期まで、

とっても素敵なご夫婦でした。

訪問看護中、

毎回温かい気持ちにさせて頂きまして

本当にありがとうございました。

そして、

お疲れ様でした。

「生き切った」

「やり切った」

「看取り切った」

姿はとても心に残るものとなりました。

訪問看護では、

末期の症状の方や、

最期のときが近づいてきて、

ご自宅で迎えられたいと思う方に寄り添うことも多いです。

最期のときを過ごすお手伝いはこちらから

毎回涙を流しそうになりながら、

利用者さんとご家族の皆さんと

支え合って治療を続けるのです。

この思いは言葉にできないほどの

やりがいになります。

明日も他の利用者さんの支え合いの輪に

加わりに行きます。

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